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牛を育てることは女性のDNAに組み込まれている|デイリーネットワーク【第56回】

今回は、北海道士幌町で
乳用牛育成預託を行っている女性経営者
遠藤裕子さんのインタビューです。

縁あって隣町の上士幌町から
嫁いできた遠藤さんでしたが
15年前、旦那さんの急死により
翌日から経営者となりました。

経営に関しては、
旦那さん任せだった為
何もかも手探りで始まった
牧場経営でした。

それは、
たくさんの苦労があったのでは?
と思いきや

人に恵まれ周囲の方が
手を差し伸べてくれたお陰で
苦労というより感謝の気持ちが大きかった
15年だったそうです。

”既成概念にとらわれない牛舎”

遠藤牧場には、
多くの見学者が来ます。

その目的の一つが、
他にはない特徴的な牛舎です。

「牛を育てることは女性のDNAに組み込まれている」
という遠藤さんが、

牛を子供のように思った時、
牛たちが一番快適に過ごせる環境は

”一般的な牛舎ではない”
牛の様子を見て思ったそうです。

その”一般的ではない牛舎”新設にあたり、
少なからず反対意見もあった中、

「人に流されないことが大事」と考える
女性経営者の遠藤さんが

その行動力で周りをどんどん引っ張り
完成させた牛舎には、
牛への愛情と多くの気づきがあります。

船井総研の創業者、
船井幸雄氏の伸びる経営者の条件として

1.勉強好き
2.プラス発想
3.素直

というクセが付いていると言います。

まさに遠藤さんは
その条件にぴったりの
経営者ではないかと感じました。

遠藤さんのお話は、
女性のみならず男性経営者の方も
元気をもらえるお話だと思います。

是非ご覧下さい。

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